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Lab Experiment

​幹細胞治療

東京プライベートクリニックは、

厚生労働省から正式に

「第二種再生医療等提供計画番号  PB3190066 」を取得した医療機関です。


「自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた

動脈硬化症に対する治療」
第二種 計画番号 PB3190066 

幹細胞治療: 最新情報

​​幹細胞治療

本治療は、患者様本人の脂肪から採取、培養した脂肪由来間葉系幹細胞を静脈内に投与することによって

動脈硬化症の進行を予防することを目的とした治療法です。

Molecule

​​動脈硬化症

本治療は、患者様本人の脂肪から採取、培養した脂肪由来間葉系幹細胞を静脈内に投与することによって、

動脈硬化症の進行を予防することを目的とした治療法です。

日本において、高齢化の急速な進行や生活習慣の欧米化の結果、動脈硬化症の患者が増加しています。

加齢、脂質異常症、糖尿病等に伴い身体の広い領域で動脈硬化が生じます。

中でも閉塞性動脈硬化症(ASO)は、今後も増加すると予測されています。

閉塞性動脈硬化症の多くは高血圧、脂質異常症、糖尿病を高率に合併しています(それぞれ、82%, 72%, 44%)。

閉塞性動脈硬化症それ自体の予後は比較的良いと考えられてきましたが、

このような合併症のため、長期的な(2~3年後以降)患者の生存率は低いことが判明しています。

本治療で用いる間葉系幹細胞は、自分を複製する能力と多様な細胞に分化できる能力を持つことから、

血流改善や血管の再生に働きます。

また、脂肪由来幹細胞には炎症を抑える効果のある物質を分泌する性質があり、

炎症を抑えることにより症状の悪化を防ぐ効果が期待できます。

しかしすべての患者様に同じ効果や期待される効果が出るとは限りません。

治療に入る前に医師と必ず細かく相談して下さい。
 

また、動脈硬化症が原因となる心筋梗塞や脳卒中が、

危機的な状況にならないようにするために最も重要なのは、動脈硬化症を進展させないことです。

それにより心筋梗塞や脳卒中の発症、再発を防ぐことが可能になります。

動脈硬化症の進展を抑えて致死的な疾患の発症を予防することが治療の目標になります。


 

 

こんな方におすすめです

 

下記選択基準のいずれかを満たし、動脈硬化性病変を有すると判断される方

  • CAVI値(心臓足首血管指数)≧8.0

  • ABI値(足関節上腕血圧比)≦0.9

  • 頸動脈エコー検査で頸動脈(総頚動脈、内頚動脈)にプラーク(IMT≧1.1)を有する

  • 以下の項目に該当する方にもおすすめです

  • 心筋梗塞、狭心症の既往がある

  • 冠動脈CT検査で冠動脈壁不整、石灰化、狭窄、閉塞所見を有す

  • 脳梗塞の既往がある

  • 頭部MRI、MRA検査で脳梗塞巣が指摘される

  • 二親等内の血縁者に動脈硬化性疾患を有する方が2名以上いる

  • 遺伝子検査で動脈硬化の素因が高いと判断された

 

 

以下の疾患をお持ちで、既存治療(保存的治療、手術的治療)だけでは、

症状の改善が不十分な方にもおすすめしています。

  • 脳梗塞

  • 心筋梗塞

  • 閉塞性動脈硬化症

  • バージャー病

Microscope

​​期待できる効果

【期待できる効果】
注射により体内に入った幹細胞は、傷ついた組織の修復に加わり、組織修復を促すことが期待できます。

また、幹細胞により分泌されるサイトカインなどにより、炎症を抑える効果が出現すると考えられ、

同時に血管再生を促進する物質を産生し、血流不足に陥った組織での血管再生を促す物質を産生し,

血流回復も期待できます。

図2.png

​​治療の流れ

【採取日】

①脂肪採取 (処置室) (所要時間 約10分)

脂肪は腹部より採取します。通常は「へそ」付近から採取します。局所麻酔を行うため、大きな痛みはありません。シワに沿って約5mmの切開を行ないます。傷はほとんど目立たない場所となります。その切開から米粒2-3個ほどの脂肪を採取します。切開部は縫う必要がないほどの大きさですが、場合によって、自然に溶ける糸で縫うことがあります。

※抜糸は必要ありません。

②採血 (処置室) (所要時間 約10分)

細胞を培養する為に必要な血液、約100~140cc程を採血します。一部を検査に出し全身状態を確認します。

貧血になる量ではありませんが当日はよく水分を取るようにしてください。

※飲酒はお控えいただき、入浴はシャワー程度にしてください。

【投与までの間】   

脂肪を採取後、当院では日本で最高水準の技術を有する特定細胞培養研究所と業務提携し、厳密な温度コントロール下において即時輸送します。施設への到着後は、無菌の細胞培養加工室にて専任の培養士が約3~4週間かけて脂肪由来幹細胞を培養し、培養状況について逐次報告を受ける体制を整備するなど緊密な連携を取っています。

③投与(処置室)(所要時間 1~1.5時間)

確定投与日にお越し頂き、予約時間に最善の状態で提供できるように用意いたします。

投与は腕の血管より点滴を行ないます。痛みなどは通常全くありません。

※投与当日は飲酒をお控えください。

 

 

​​ご興味のある方はクリニックへご連絡下さい。

幹細胞治療: 研究

​​幹細胞治療

本治療は、患者様本人の脂肪から採取、培養した脂肪由来間葉系幹細胞を静脈内に投与することによって

動脈硬化症の進行を予防することを目的とした治療法です。

Molecule

​​動脈硬化症

​​期待できる効果

【期待できる効果】
注射により体内に入った幹細胞は、傷ついた組織の修復に加わり、組織修復を促すことが期待できます。

また、幹細胞により分泌されるサイトカインなどにより、炎症を抑える効果が出現すると考えられ、

同時に血管再生を促進する物質を産生し、血流不足に陥った組織での血管再生を促す物質を産生し,

血流回復も期待できます。

​​治療の流れ

​当院の特徴

​​ご興味のある方はクリニックへご連絡下さい。

​​幹細胞治療

本治療は、患者様本人の脂肪から採取、培養した脂肪由来間葉系幹細胞を

静脈内に投与することによって

動脈硬化症の進行を予防することを目的とした治療法です。

Molecule

幹細胞とは

私たち人間のカラダは、約60兆個の細胞から成り立っていると言われています。

生命は、卵子が精子と結びつき受精卵となり、徐々に細胞分裂を繰り返し、

やがて神経や筋肉、骨、皮膚などを形成し、ヒトの形となるまでには約40週間かかります。

常に新しい細胞と入れ替わりながら命(いのち)を維持していますが、

元をただせば、たった1つの細胞からはじまりました。

ヒトに限らずですが、生き物の最小単位は細胞の一つ一つであり、その集まりが個体となっています。

ヒトも細胞単位で遡っていくと一つの受精卵である、ということが言えます。

私たちの細胞には、受精卵のように様々な細胞に

姿を変えることのできる能力を持った細胞が少しだけ存在しています。

その代表格が幹細胞です。

幹細胞は普段カラダの奥で眠っていますが、壊れて働けなくなった細胞をみつけたり、

細胞の数が減って足りないと判断すれば目覚めて、自ら分裂しその細胞を補うことで、

カラダの機能を修復してくれます。

幹細胞には、色々な細胞に分化(変化)する能力があります。

つまり、心臓、肝臓などの臓器、皮膚などの組織、関節や骨や軟骨や筋肉にもなり得る細胞です。

図5.png

幹細胞のもつ力

幹細胞には2つの能力があると言われています。

                  ①自己複製能

                  自分と同じ能力を持った幹細胞に分裂

                  ②分化能

                  体を作る様々な細胞を作り出す能力

     人のカラダには、損傷したり弱ってきた部分を修復しようとする働きが備わっています。

     幹細胞を利用した再生医療は、この修復しようとする幹細胞の働きを何十、何百万倍にも増幅させて、

     ダメージを受けた血管や機能不全になった臓器に集中的に働きかけ、機能回復をすることで、

     本来カラダがもっている正常の機能に再び戻すこと(再生)を目的とした医療です。

     つまり、運動や食事、静養などご自身では叶わなかったカラダの機能回復を自分の“細胞”の力で行う、

     それが幹細胞治療です。

図6.png

幹細胞も年を取る

幹細胞は加齢に伴い、急激に減少する。

新生児の体内には幹細胞が大量に存在しているが、年をとるに従って

幹細胞が減り人間の再生能力は失われていきます。

 

しかし再生能力はゼロではありません。

 幹細胞が持つ残された力を最大限に利用し、

再生能力を増幅させる事が

幹細胞治療の原点であります。

新生児を1とすると

18歳では約10分の1

50歳では約40分の1

80歳では約200分の1

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​​動脈硬化症

現在の日本において、高齢化の急速な進行や生活習慣の欧米化の結果、

動脈硬化症の患者が増加しています。

加齢、脂質異常症、糖尿病等に伴い身体の広い領域で動脈硬化が生じます。

中でも閉塞性動脈硬化症(ASO)は、今後も増加すると予測されています。

閉塞性動脈硬化症の多くは高血圧、脂質異常症、糖尿病を

高率に合併しています(それぞれ、82%, 72%, 44%)。

閉塞性動脈硬化症それ自体の予後は比較的良いと考えられてきましたが、

このような合併症のため、長期的な(2~3年後以降)患者の生存率は

低いことが判明しています。

本治療で用いる間葉系幹細胞は、自分を複製する能力と

多様な細胞に分化できる能力を持つことから、

血流改善や血管の再生に働きます。

また、脂肪由来幹細胞には炎症を抑える効果のある物質を分泌する性質があり、

炎症を抑えることにより症状の悪化を防ぐ効果が期待できます。

しかしすべての患者様に同じ効果や期待される効果が出るとは限りません。

治療に入る前に医師と必ず細かく相談して下さい。
 

また、動脈硬化症が原因となる心筋梗塞や脳卒中が、

危機的な状況にならないようにするために最も重要なのは、

動脈硬化症を進展させないことです。

それにより心筋梗塞や脳卒中の発症、再発を防ぐことが可能になります。

動脈硬化症の進展を抑えて致死的な疾患の発症を予防することが治療の目標になります。


 

 

こんな方におすすめです

 

下記選択基準のいずれかを満たし、動脈硬化性病変を有すると判断される方

  • CAVI値(心臓足首血管指数)≧8.0

  • ABI値(足関節上腕血圧比)≦0.9

  • 頸動脈エコー検査で頸動脈(総頚動脈、内頚動脈)にプラーク(IMT≧1.1)を有する

  • 以下の項目に該当する方にもおすすめです

  • 心筋梗塞、狭心症の既往がある

  • 冠動脈CT検査で冠動脈壁不整、石灰化、狭窄、閉塞所見を有す

  • 脳梗塞の既往がある

  • 頭部MRI、MRA検査で脳梗塞巣が指摘される

  • 二親等内の血縁者に動脈硬化性疾患を有する方が2名以上いる

  • 遺伝子検査で動脈硬化の素因が高いと判断された

 

 

以下の疾患をお持ちで、既存治療(保存的治療、手術的治療)だけでは、

症状の改善が不十分な方にもおすすめしています。

  • 脳梗塞

  • 心筋梗塞

  • 閉塞性動脈硬化症

  • バージャー病

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恐ろしい病気「動脈硬化症」

動脈硬化症はストレスや運動不足、喫煙、塩分の取りすぎ、加齢など

普段の生活習慣が原因となることがほとんどです。

動脈硬化症になると、肥満症、高血圧症、糖尿病などを引き起こすリスクが高まり、

最悪の場合には脳梗塞、心筋梗塞、腎症を引き起こし、

要介護状態や認知症人工透析や足の壊死などになることもある、

​とても恐ろしい病気です。

そのようにならないために、定期的な検査を受けることをお勧めします。

また東京プライベートクリニックで行っている血液浄化療法は、

病因因子である悪玉コレステロールや中性脂肪、炎症物質、ウイルスなどを、

血液から直接除去します。

また、これらを除去することで血栓やプラークを予防し、

どろどろの血液が血管にこびりついたり、血管を詰まらせるのを予防します。

血液浄化療法と幹細胞治療を同時に行えるのも、

​東京プライベートクリニックが、

より血管に特化した専門のクリニックだからです。

​​期待できる効果

【期待できる効果】
注射により体内に入った幹細胞は、傷ついた組織の修復に加わり、

組織修復を促すことが期待できます。

また、幹細胞により分泌されるサイトカインなどにより、

炎症を抑える効果が出現すると考えられ、

同時に血管再生を促進する物質を産生し、

血流不足に陥った組織での血管再生を促す物質を産生し,

血流回復も期待できます。

図2.png

投与された幹細胞は自然修復機能を発揮し、

体内の疾患や損傷を受けた部位に到達し、

細胞の再生を行う。

​​治療の流れ

【採取日】

①脂肪採取 (処置室) (所要時間 約10分)

脂肪は腹部より採取します。通常は「へそ」付近から採取します。局所麻酔を行うため、大きな痛みはありません。シワに沿って約5mmの切開を行ないます。傷はほとんど目立たない場所となります。

その切開から米粒2-3個ほどの脂肪を採取します。切開部は縫う必要がないほどの大きさですが、

場合によって、自然に溶ける糸で縫うことがあります。

※抜糸は必要ありません。

②採血 (処置室) (所要時間 約10分)

細胞を培養する為に必要な血液、約100~140cc程を採血します。

一部を検査に出し全身状態を確認します。

貧血になる量ではありませんが当日はよく水分を取るようにしてください。

※飲酒はお控えいただき、入浴はシャワー程度にしてください。

【投与までの間】   

脂肪を採取後、当院では日本で最高水準の技術を有する特定細胞培養研究所と業務提携し、

厳密な温度コントロール下において即時輸送します。施設への到着後は、無菌の細胞培養加工室にて

専任の培養士が約3~4週間かけて脂肪由来幹細胞を培養し、培養状況について逐次報告を受ける体制を整備するなど緊密な連携を取っています。

③投与(処置室)(所要時間 1~1.5時間)

確定投与日にお越し頂き、予約時間に最善の状態で提供できるように用意いたします。

投与は腕の血管より点滴を行ないます。痛みなどは通常全くありません。

※投与当日は飲酒をお控えください。

 

 

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​静脈点滴の利点

 

 

 

血管は身体の中でほぼ全ての部位に循環しています。幹細胞がその部位を通過する際に損傷部位があれば、そこに取り込まれて(ホーミング)組織修復を促進します。

 組織の修復の仕方は、

①分化(その部位の細胞になる)、

②パラクライン効果(幹細胞が様々な成長因子を放出し、近隣の損傷部位の修復を助ける)が考えられていますが未だ完全には解明できていません。

③エンドクライン効果(肺などに吸着した幹細胞が成長因子を放出し離れた損傷部位に働きかける)も考えられています。

  いずれにしても、点滴治療することにより直接投与では到達できない部位に作用させることが期待できます。

  実際、医学論文では脳梗塞、肺疾患、多発性硬化症などの自己免疫性疾患、糖尿病、肝硬変、

虚血性心疾患などに効果があったという報告があります。

これは少なくとも静脈投与により、脳や肺、肝臓、血管など様々な部位に幹細胞が働きかけていることを示しています。

 幹細胞は、破壊された組織の損傷部位に自然に到達し、それらの組織を修復するという優れた性質(ホーミング効果)を有しています。

 静脈点滴により、幹細胞を循環する血流に乗せて疾患のある部位まで到達させる治療法が有効です。
すなわち、血液循環によって疾患部位を通過する際に、自然とその部位に摂取されて損傷した組織を

修復するという幹細胞の特性(ホーミング効果)を利用するものです。
 このように、点滴療法によって、全身的な疾患や局部注射では到達できない部位に、幹細胞の効能を作用させることが可能となります。

 

​当院の特徴

東京プライベートクリニックでは、

日本でも数少ない動脈硬化を対象とした幹細胞治療を行うクリニックです。

臨床経験の豊富な血管外科専門の医師が治療にあたるため、

より専門的な治療を行うことができるのです。

活性良好な細胞のみを、衛生管理基準を満たした細胞培養加工施設にて

専任の培養士の管理の下で培養し、提供しております。

細胞数が多すぎると細胞密度が大きくなり、質が低下するため、

治療内容や体格により計算し、​最適な細胞数を治療に用いることで、

より効果的な治療が期待できます。

​​ご興味のある方はクリニックへご連絡下さい。

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