GLP-1(トルリシティ)

週に1回トルリシティを投与するだけで
ダイエット効果が期待できる。

トルリシティについて

糖尿病患者に対して使用できるようになった週 1 回の注射による投与のGLP-1 受容体作動薬です。血糖値を下げるインスリンというホルモンの分泌を血糖値に応じて促進したり、胃腸の動きを緩徐に調整したり、食欲を抑制したりするお薬です。これらの効果で血糖値を下げるため糖尿病治療薬として用いられています。また日本では、2型糖尿病の治療薬として広く使用されており安全性が高い薬です。
食事制限が苦手な人におすすめです。
サクセンダやビクトーザ―などの注射との大きな違いは、週1回の投与のため、負担がかなり軽減されます。

副作用について

・便秘、軽い吐き気（5%以上）
・お腹が張る、食欲が減る（1％以上）
・倦怠感、頭痛など（1％未満）

用法・用量について

トルリシティは0.75mg製剤の1種類あります。
0.75mg製剤を週1回、4週間投与

このような方におすすめ

無理なく楽にダイエットしたい方
運動が苦手な方
ダイエットしてもリバウンドしまう方

使用方法

①ペンのキャップを外して
②注射する（まっすぐ皮膚に押し当てて、5〜10秒で注入完了）
※注射部位は二の腕・お腹・太腿のどこかに使用します。
※投与を忘れた場合は、次回投与までの期間が2日間（48時間）以上であれば、気づいた時点で直ちに投与し、その後はあらかじめ定めた曜日に投与してください。
次回投与までの期間が2日間（48時間）未満であれば投与せず、次のあらかじめ定めた曜日に投与してください。
また、週1回投与の定めた曜日を変更する必要がある場合は、前回投与から少なくとも2日間（48時間）以上間隔を空けてください。

禁忌・注意事項

・膵炎などの膵臓疾患の既往、甲状腺疾患の既往、重度の胃腸障害（胃潰瘍、炎症性腸疾患など）のある方
・低血糖を起こす可能性が高い以下の状態の方
ⅰ）脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
ⅱ）栄養不良状態、飢餓状態、食事摂取量の不足
ⅲ）激しい筋肉運動
ⅳ）過度のアルコール摂取者
・糖尿病の方
・妊娠中または2か月以内に妊娠する予定の方。

※未成年の方は、同意書が必要となります。

トルリシティQ＆A

Q.食事制限は必要でしょうか？

A.GLP‐１を投与することにより、脳の食欲抑制作用を持つ神経を刺激するため、満腹感も食後長く続き、次の食事の前になっても空腹感がそこまで強くなりません。食事量が減少する感覚を体感できるかと思います。

Q.運動などは必要でしょうか?

A.適度な運動を併用すれば体重減少効果は上がりますが、ダイエットの為のきつい運動は必ずしも必要ではありませんので、運動が苦手な方にお勧めです。

Q.ダイエット効果はありますか？

A.トルリシティはGLP-1 受容体作動薬として、胃腸の動きを緩徐に調整したり、食欲を抑制したりすることで食事量を減らすことができ、ダイエット効果に結びついています。

Q,ダイエット効果が体感できませんでした。

A.初月は0.75mgにてGLP-1の投与を行っていきます。更に4週間以上経っても効果が不十分な場合は、医師と相談になります。

Q.トルリシティの投与を2週間空けてしまった場合、効果はなくなりますか。

A.同様の量で再開すれば効果はまたでてきますので、ご心配いりません。

Q.GLP-1ダイエットを行う上で注意事項はありますか？

A.処方したトルリシティを指導の通りに注射頂けましたら、特に問題ございません。

Q.コロナワクチン接種日にトルリシティを打っても大丈夫でしょうか？

A.基本的に同日接種を中止する必要はないと思いますが、ワクチン接種後2日空けて頂き、3日目以降にトルリシティを打たれる事をお勧めします。

Q.副作用はありますか？

A.主な副作用として、いくつかの症状が報告されておりますので、「お申込前の注意事項」を必ずご覧いただくようお願い致します。
現状、健康な方で、禁忌に該当する方でなければ基本的にはどなたでもご使用頂く事が可能です。

Q.トルリシティを打ってから、副作用で頭痛がした場合、ロキソニンを飲んで良いですか？

A.トルリシティの副作用として頭痛の頻度は低いですが、ロキソニンの内服は可能です。

Q.もし副作用がでたら、未使用の残りの本数は、返却返金できますか？

A.大変申し訳ございませんが、処方後の返却は出来兼ねます。

Q.郵送は可能ですか？

A.オンライン診察の場合は、郵送をさせて頂いております。

Q.遠方により来院ができません。

A.現在、トルリシティに関してはお電話もしくはオンライン診療が可能です。

料金

トルリシティ皮下注30日(0.75㎎)4本　　　42,000円（税別）